【報告】第2回デフバスケ男子日本代表合宿
2018年2月10日(土)〜2月12日(祝・月)に大阪府東大阪市にて第2回デフバスケ男子日本代表合宿を実施しました。
一日目は世界で戦うことを想定して外部から体格の大きい選手を招聘し、ゲーム中心の内容となりました。
この合宿では「コミュニケーション」が大きなポイントとなりました。細かい動きの確認から、ゲーム中にお互いに何を求めているのかの意思疎通に、選手同士で積極的に話し合う場面がよく見られました。スタッフからも日本代表選手として求められるフィジカル能力についての指導があり、世界大会に向けてU21デフバスケ代表選手の意識もさらに高まったように思います。
二日目の午前中はウェイトトレーニングをこなし、午後からはアンチ・ドーピング講習会を実施しました。
国際大会ではドーピング検査があるので、大会出場の半年以上前から禁止成分を体内に取り入れないよう、アンチ・ドーピングについての正しい知識を身につける必要があります。この時期は風邪薬のお世話になりがちですが、病院で処方箋を出してもらう前にお医者さんにきちんと日本代表選手であることと、アンチドーピング検査を受ける可能性があるので禁止成分の含まれない薬を処方してくださいと説明する必要があります。講習会のあとは選手から積極的な質問があり、より深く学習しようとする姿勢が見られました。
本合宿にてお世話になりましたHOS花園スタジアムに心より御礼を申し上げます。毎回、快く会場を提供下さり、恵まれた環境で活動出来ることに感謝いたします。
当協会主催で2018年3月に福岡県内で第16回全国デフバスケットボール大会を開催します!デフバスケ男子日本代表選手一同、手話で「ミミリーグ・アイラブユー!」
このデフバスケ男子日本代表強化合宿は、競技力向上事業助成金を受けて実施されています。