【報告】2月に行なわれた、第3回デフバスケ女子日本代表トライアウトの報告をさせていただきます。

日にち 2023/02/18(土) 12:00受付 – 2023/02/19(日)16:00解散
場所 福岡高等聴覚特別支援学校
参加者 候補選手:14名
スタッフ:坂本HC、緒方AC、伊藤SC
補助スタッフ:原重理事、中上様、須田強化委員長

(※下記に掲載している写真は、候補選手・スタッフより許可を得て撮影しています。)

合宿が始まる前に、「合宿の間は音声禁止、手話メインでコミュニケーションを取ろう」と須田強化委員長よりスタッフ・選手に伝えられました。手話通訳を否定しているわけではありません。やはり時間が限られている試合等では、選手やスタッフの間はダイレクトなコミュニケーションのほうが迅速な意思疎通が取りやすいと考えてのことです。

1日目は身体測定、体力測定、アジリティチェックから始まりました。

サントリーホールディングス様からミネラルウォーターの援助をいただきました。ありがとうございました!

坂本監督から、サインバスケへのきっかけの一つとして、今後合宿で使うであろうバスケットボール用語をホワイトボードに書いて、それぞれ選手たちと一緒に表現方法を考えていきました。今回を機に「誰が見てもイメージが沸きやすい視覚的表現」を目指し、今回もそれぞれのバスケットボール用語に対してイメージがつきやすいように、選手たちの意見を取り入れながら決めていきました。

2日目はフィニッシュスキル、ミニゲームと反省会を繰り返し、プレイだけでなく選手間のコミュニケーションの質も上げ、それぞれの選手がチームに対してどう貢献していくかの役割分担も含め、坂本ヘッドコーチ、緒方アシスタントコーチ、伊藤スキルコーチの指導のもと、進められていきました。

前回の合宿でも実施したロバストシュートのドリルを、今回も伊藤スキルコーチ指導のもと進められていきました。是非とも地元に持ち帰って、個人練習等で磨いていってほしい
と思います。

今後の課題としては、選手たちが自ら進んで練習やフィジカルトレーニングにも取り組み、それを実現する環境を整えていくべきと考えています。そのためには、月一のスタッ
フ選手ミーティングなどでお互い何をがんばっているかの情報共有などをしていこう、で締め括りました。


協力して頂いた学校関係者の皆さま、ありがとうございました。選手とスタッフの皆さま、お疲れ様でした。次回の合宿予定は4月15日・16日に大阪舞洲で行われる予定です。
デフバスケットボールや日本代表に興味がありましたら見学でも受け付けますので、ぜひ応援に来てください。
どうぞよろしくお願いします!