【インタビュー】デフバスケ女子日本代表 橋本樹里 選手
デフバスケ女子日本代表 #13 橋本樹里 選手にインタビューいたしました。
デフバスケを知ったのは私が大学1年の時です。高校まではずっと健聴の学校に通っていたため、ろう者との関わりは全くありませんでした。大学ではろう者ともっと関わりたいと強い気持ちがあり、大学は聴覚・視覚を持つ人が対象する唯一の国立大学である「筑波技術大学」に入学しました。その時、大学に女子チームがなかったため、大学の先輩に誘われ、ろうの社会人チーム「東京VAMOS」に入ることに決めました。もし、その大学に入学しなかったら、デフバスケと関わることはなかったのかもしれない。と私は思ってます。誘ってくれた先輩に本当に感謝しています。
私はデフバスケ女子日本代表に選ばれて2回目の出場となります。初出場の時の私は、海外のデフバスケはどんなプレーをしてくるだろうという楽しみや自分のプレーは世界でどこまで通用するかという気持ちで挑戦してきました。今回は予選突破出来なかった分リベンジする気持ちでいいところまで行きたいと思ってます。また、私はキャプテンに務めることになり、プレー面もそうですが、チームの雰囲気作りやモチベーションをあげるためにどんどん声を掛けて自分が中心になって引っ張っていきたいです。
「あなたはあなたの専門家になりなさい」
自分の得意なところを最大限に出せるよう、楽しいバスケットを目指しながら、世界選手権大会ベスト4以上取って笑顔で日本に帰れるよう、頑張りたいです。また、デフバスケ感動した!と言われるぐらい日本代表らしいプレーを多くの人に魅せてもらえるようにしたいです。
こういうアプリがあるんだなと興味津々でした。そのアプリは監督から与えられた課題に対する動画を撮り、アップした動画を監督が確認し、コメントをいただけるようになってます。最初、動画がなかなかアップできず、使いにくかったけど、慣れていくうちにスムーズに使えるようになった。そのときは自分だけではく、他メンバーの動画もあげてるので、他メンバーも頑張ってるから自分も頑張らないと!という焦りが出て、自分のためにもなります。また監督からのコメントをいただけることで、遠く離れても確認できるので、便利なアプリだと思いました。
デフバスケの魅力を一人でも多く将来の子供たちに知ってもらい、デフバスケ日本代表に憧れるような存在になって欲しいなあと思います。また、デフバスケの知名度をもっとあげていくためにはいい成績を残す必要があると思います。なので、応援してくれる人や将来の子供たちにいい報告を届けたいと思ってます。