【女子】第5回デフバスケットボール日本代表強化合宿報告

日時 2023/11/4(土) – 2023/11/5(日)
会場 清水ナショナルトレーニングセンター
参加者 候補選手:14名
羽田 まりな・平安 彩音・橋本 樹里・豊里 凜・松尾 芽依
加藤 志野・加藤 志希・池田 百花・和田 七海・丸山 香織
川島 真琴・榎本 愛美・若松 優津・原重 天花(1日目のみ参加)
1日目 12:00 受付開始
12:00 – 13:10 自主練習、選手個人面談(評価通達)
13:15 – 13:30 サインバスケ
13:30 – 14:00 ウォーミングアップ+サーキットトレーニング
15:00 – 15:30 ディフェンスフットワーク(DFトランジション)
15:30 – 16:00 ゾーンディフェンス(リバウンドの考え方)
16:00 – 17:00 5アウトオフェンス戦術確認(マッカビモーションなど)
18:00 – 18:30 5対5ゲーム形式(ゾーンDFからのトランジションなど)
18:30 – 19:00 事務連絡・自主練習・クールダウン
19:00 – 19:30 夕食
19:30 – 21:00 お風呂、心身のケア(トレーナールーム)、就寝
2日目 7:00 – 7:40 朝⾷
7:40 – 8:30 全体ミーティング@食堂・部屋の片付け・身支度
8:30 – 9:15 映像ミーティング@体育館
9:15 – 9:30 RISE様 デフについて講話
9:30 – 10:00 ウォーミングアップ
10:00 – 12:30 練習試合 (A戦10分×4、B戦10分×2本)
12:30 – 12:45 集合写真撮影・クールダウン
12:45 – 13:45 昼食、事務連絡
13:45 – 15:00 練習試合の課題解決全体練習
15:00 – 16:00 自主練習・お風呂、心身のケア、取材対応、帰りの身支度
16:25 – 17:00 バス乗車・終了・解散

全体を通しての感想

前回の合宿に引き続き、今回の合宿も音声禁止、手話によるコミュニケーションを主体に練習を行った。今回は二日間、福井放送報道部の五十嵐様に密着取材をしていただいた。初日はサーキットトレーニングで各コーチをセクション毎に分かれ、指導をしてもらった。その練習に対するHCの感触は良かったようなので、次回以降も効果的に実施できるように事前の共通理解を図って指導にあたるようにしていく。
今回の合宿では、ノーファウル。認知→判断→実行。ボックスアウト(ヒットファースト)をキーワードに取り組んだ。練習メニューの比率も7対3でDFの練習の比率を高めた。対戦相手であるRISE様は静岡県社会人チームNo.1の通り、速いだけでなく要所のフィジカルコンタクトが多く、強さも兼ね備えていた。ハンドチェッキングによるファールの回数は減ったものの、バンプやポストディフェンスなど、まだまだ徹底していくべき課題は山積みである。

サントリー様より飲料水の提供

今回もサントリーホールディングス株式会社様より、飲料水の提供をしていただきました。

RISE様との交流

2日目の午前、RISE様と練習試合を行なった。対戦結果は84 – 65で敗戦。我々のチーム全体の3PFG%が25分の1であり、4%という低調なために総得点が伸び悩んだのが敗戦の一つの要因である。終始オールコートマンツーマンディフェンスを仕掛け、パスカットからの速攻の決定率は100%であり、2PのFG%は約50%と明るい兆しが見えてきた。

ビジョントレーニング

デフバスケットボールの特徴として、耳からの情報取得ができないため、目でどれだけたくさんの情報を得られるかが大切である。今回は動体視力を高めるためにBlazePod JAPAN様の製品を活用し、スマートなリアクションができるようにトレーニングを実施しました。

次回の予定

日 時:2024年 2月10日(土) 〜 2024年 2月11日(日)
場 所:大阪市アミティ舞洲障がい者スポーツセンター
宿泊先:ホテルアミティ舞洲