男子デフバスケットボール日本代表チームリーダー
石川 友正 氏

デフバスケットボール日本代表チームリーダーの石川友正と申します。チームリーダーに選出されたことを大変光栄に思います。

2025年母国日本で開催されるデフリンピックに参加できることは一生に一度の経験です。デフバスケットボール日本代表のチームリーダーとしてスタッフ、選手がチームの勝利につながるような状況に応じたプレーを徹底できる環境を与え続けることが私の役目だと思います。チーム一丸となってメダルを狙っていきます。

また、コロナ禍の大変な状況の中、スタッフ、選手とともに支えてくださるたくさんの関係者の方々への感謝の想いを胸に戦います。そして、聞こえない子供たちに夢を与えられる存在になるように頑張ります。応援よろしくお願いします。

女子デフバスケットボール日本代表チームリーダー
別所 優衣 氏

デフバスケットボール、日本代表女子チームリーダーをさせていただくことになりました、別所優衣です。

私は、昨年度まで私立中高で17年間教員をしていました。この春から転職をし、現在はJDBAの理事をさせていただいています。

この役割を与えていただいたことに感謝すると共に、その責任の重大さに身が引き締まる思いです。

チームリーダーとして、選手・スタッフなど、ここに関わる全ての人が、それぞれが持つ「強み」を尊重し合い、フルで発揮し、それを掛け合わせていくことができるチームを目指し、一丸となって目標達成に向けて取り組めるよう、よりよい環境作りにつとめたいと考えています。

大会に向けての取り組みが、デフスポーツの普及と発展、そしてJDBAの理念である「バスケを通じて、多種多様な人々とともに、お互いに歩み寄れる社会をつくる」へもつながると信じ、尽力してきます。

みなさま、ぜひ応援よろしくお願い致します。

男子デフバスケットボール日本代表監督
吉瀬 融 氏

この度、デフバスケットボール男子日本代表ヘッドコーチの大任を仰せつかりました吉瀬融(よしせあきら)と申します。多くの方のご理解とご協力のおかげで、このような素晴らしい機会をいただけたことに感謝しかありません。3年後の東京デフリンピックに向けて、心身を整え、デフバスケの未来を見据え、チーム作りに全力を尽くして参ります。

私自身、様々な年代の指導経験はありますが、代表チームは未知の領域です。東京デフリンピックまでの道のりでは、乗り越えるのが困難な高い壁に直面したり、悔しさのあまり心が挫けそうになることがあると思います。しかし、「未来のデフバスケの発展という勝利」「東京デフリンピックでの勝利」という2つの勝利のために必要な経験であると覚悟を決めて、選手やスタッフ、デフバスケ関係者と共に乗り越えていきます。そして、この2つの勝利こそが、私の使命だと感じています。そのために、取り組むべきことは、“多くの人が応援したいと思う魅力あるチームに育てる”に集約されると思っています。

デフバスケットボール男子日本代表が、多くの人を励まし、未来の選手の憧れになるよう取り組んで参ります。よろしくお願い致します。

女子デフバスケットボール日本代表監督
坂本 知加良 氏

坂本知加良と申します。札幌生まれ、1年間インドネシアの聾学校にて、ボランティア活動を経て、現在は北海道の東部に位置する十勝の帯広聾学校で教鞭をとっております。

 以前は、男子日本代表のアシスタントコーチとして、オーストラリアメルボルン大会、監督として、台湾台北大会、ブルガリアソフィア大会とデフリンピックには、3大会に参加させていただきました。その後結婚や子育てを経て、再び復帰させていただきました。女子の指導をするのは、初めてとなりますが、素晴らしい代表スタッフと協力しながら選手たちが安心(ストレスレスの状態)してバスケットに集中できる環境づくりを提供できるようにがんばっていきたいと思います。また、JDBAが掲げる「サインバスケット」の礎を構築すること第一の使命としています。

代表合宿では、合宿のテーマを設置して、バスケットボールに関するテーマ、デフフットの考え方を大切にしながら、ろう文化について考える時間を設けたいと考えています。2025年11月東京デフリンピックでは、3年間で選手やスタッフで積み重ねたものろう者や聴者に関係なくすべての皆様に見ていただければと思っております。そして、必ずメダルをとって結果につなげたいと思いますので、何卒みなさまの応援をよろしくお願いします!

男子デフバスケットボール日本代表アシスタントコーチ
雪森 文晃 氏

 この度は、日の丸のアシスタントコーチの話をいただき、非常に大きな責任を感じています。私自身、デフリンピックに3回出場しましたが、良い報告ができずに心残りのまま選手引退したので、今回のお話をいただいた時に、また夢の続きを見せていただけると思い、たいへん胸が熱くなっております。

仕事や家庭との両立は大変ですが、それを言い訳にせず相乗効果でどちらにも良い結果になるように、そして今度こそ良いご報告ができるように、選手と日本バスケのために、またデフキッズの未来のためにも頑張ってまいります。

女子デフバスケットボール日本代表 アシスタントコーチ
緒方 沙織 氏

デフリンピック初の日本開催!

この日をどれだけ多くのデフプレーヤーが待ち受けていたことでしょう。
東京オリンピック2020ではAKATSUKI FIVE女子が銀メダルという輝かしい成績を残しました。デフバスケ女子日本代表もそれに続いてメダル獲得を目指します。

聞こえる人のバスケとは違い、手や目でコミュニケーションを取る「DEAF」ならではのバスケを体現し、2025東京デフリンピックを通して日本中の皆様にデフバスケットボールを知っていただき、応援していただけるチーム作りを目指します。
私自身がデフ日本代表として経験してきたことを選手たちに伝えていき、選手一人一人がコート内だけでなくコート外でも成長できるようサポートします。その姿を見た子供たちにとって憧れの存在となり、その子供たちが次世代のデフ日本代表となるような未来につながる、そんな形ができたらと考えております。

また2025東京デフリンピックを機に手話が日本国内に広く普及することを願っております。温かいご声援よろしくお願いいたします。

女子デフバスケットボール日本代表 スキルコーチ
伊藤 丈泰 氏

はじめまして。伊藤 丈泰(いとうたけひろ)と申します。
この度デフバスケットボール女子日本代表TEAMスキルコーチという、とてもプレッシャーのある役割をいただきました。ただ、私はチャレンジが大好きです。YouTubeやInstagramなどで調べれば良い練習は沢山あります。しかし、見るだけで上手くなることはありません。練習への取り組み方や意識が重要だと思います。正しく、速く、力強くやることや明確な課題を持ってやりきること。そして、何よりも日の丸を背負う責任と誇りを胸に、気持ちを込めて取り組むことが大切だと考えています。

2022年7月に福島県で開催された日本代表選考合宿では、久しぶりに選手の皆さんとコミュニケーションを取ることができ、とても嬉しかったです。TEAMの目標は2025年東京デフリンピックでメダルを獲得することです。女子日本代表の世界ランキングは10位ですので、(2022年10月現在)簡単なことではないと思います。世界のトップチームとの差は大きいですが、目的を仲間と共有し、一つ一つの目標を一緒にみんなで達成し成長していきます。

これからも日本代表TEAMの応援をよろしくお願いします。