佐賀県のデフバスケ展示&応援ブース
| 企画名称 | デフバスケットボール展示ブースin SAGAアリーナ |
| 企画趣旨 | ・デフバスケットボール、サインバスケットボール、および男女日本代表に関する理解促進と普及啓発・募金活動 ・デフバスケットボール男女日本代表選手（三瀬、橋本）による始球式イベントを通じて、アリーナ内のアナウンス放送で展示ブースの呼びかけ |
| 主催者 | 株式会社佐賀バルーナーズ |
| 開催期間 | 令和5年12月30日（土） 11:00～17：00展示ブース 13:50～14：00試合前の始球式イベント(三瀬、橋本) |
| 会場 | SAGAアリーナ(SAGAサンライズパーク) |
| 担当者 | ・統括責任者…佐知樹一郎（理事長） ・デフバスケットボール男女日本代表選手…三瀬稜史、橋本樹里 ・展示ブース…髙木宏美、薬師寺綾、服部いづみ、江藤愛美、緒方沙織(日本代表女子AC) ・カメラマン…渡邊梨乃 ・手話通訳…谷順子、田中明実 |
| 協力 | 佐賀バルーナーズ |
企画経過報告・成果
三瀬の出身地である佐賀県の県庁職員様からのご縁で、株式会社佐賀バルーナーズ様と繋がりを作っていただき、SAGAアリーナにて開催されたBリーグの試合（佐賀バルーナーズVSアルバルク東京）において、アリーナ内で2つの活動をさせていただきましたので、報告いたします。
企画趣旨
❶デフバスケットボール、サインバスケットボール、および男女日本代表に関する理解促進と普及啓発活動。展示ブースにおいてデフバスケットボール日本代表ポスターの展示及び募金活動。
❷デフバスケットボール男女日本代表選手の三瀬と橋本による試合前の始球式イベントを通じて、アリーナ内アナウンス放送にてデフバスケ、デフリンピックについての紹介、展示ブースの呼びかけ。
始球式イベントは、主催者である株式会社佐賀バルーナーズ様のご厚意により設けていただきました。
概要
❶デフリンピックとデフバスケットボールの展示ブース普及啓発活動
・展示ブースは、エントランスホールの出入口近くに設けさせていただき、試合開始前から試合終了後まで活動させていただきました。
・開場前に展示ブーススタッフで準備と設置を行い、会場からお借りした長机とパーテーションを使用して以下のものを設置・展示しました。
〇デフバスケットボール男女日本代表のポスター（カラーB4＆B1）
〇サインバスケットボールのポスター（カラーB4）
〇カメラマンによる日本代表合宿の写真
〇募金箱
〇PC（サインバスケットボールについて動画）
・通路を通っていたお客様がデフバスケットボールに興味を持っていただき、スタッフがデフバスケットボールについて説明しました。
・お客様から「ありがとう」の手話に興味を持っていただくことが多かったです。お客様と男女日本代表選手が手話で交流することもあり、嬉しい気持ちになりました。
❷デフバスケットボール男女日本代表選手（三瀬、橋本）による試合前の始球式イベント
・デフバスケットボール男女日本代表の三瀬と橋本による試合前の始球式イベントを行い、アリーナ内でのアナウンス放送にてデフリンピックやデフバスケについて紹介をしていただき、展示ブースへの呼びかけもしていただきました。
・事前打ち合わせでは、入場するタイミングや始球式の位置、退場する場所などを確認しました。当初は、フリースローラインから打つ予定でしたが、会場の盛り上がりを考慮し、スリーポイントラインから打つ流れに変更しました。
・始球式イベントが始まり、三瀬と橋本が入場するとアリーナの雰囲気が以前の体育館よりも一層盛り上がりました。少し緊張しましたが、スリーポイントを一発で成功させることができ、会場が一気に盛り上がったので安堵しました。
また、アリーナ内のアナウンス放送にて、展示ブースの紹介をしていただきました。
・始球式でスリーポイントが成功した効果もあり、試合のハーフタイムには多くのお客様が展示ブースに足を運んでくださり、「スリーポイント、すごかった」「日本代表、頑張ってね」などご声援をいただきました。
皆様からの温かいお気持ちの募金も多く集まり、感謝しております。
・募金額：83,800円
来場者の皆さまからお寄せいただいた募金は、現在、自己負担である選手の合宿、遠征、試合などの費用に充てさせていただきます。多くの方に支えられながら、募金活動ができましたことを心からお礼申し上げ、これからのさらなるご支援とご協力をお願いいたします。
イベントの感想・反省・改善点など
○ 展示ブースに関しては、当日に集まったメンバーで準備時間帯に位置やレイアウトについて話し合いながら工夫し、通路から見やすい場所に配置できました。男女日本代表選手と展示ブーススタッフがデフバスケットボールについて積極的に紹介している姿勢が素晴らしく、佐賀バルーナーズの応援にきていた子どもたちとの交流もあり印象的でした。
● コンセントの場所が遠く、電源をPCに接続することができませんでした。
また、パーテーションの高さがあり、写真を設置するのが不安定になってしまいました。
→ 事前に会場の運営担当者へ場所の情報や、借用できるもの（長机やパーテーションなど）のサイズについてなど細かく確認したうえで必要なものが準備できるよう改善します。
〇佐賀県出身である私からの SAGA アリーナと佐賀バルーナーズ試合について感想を述べさせていただきます。学生時代の佐賀市は何もない所でした。遊びに行くとしたら、ゆめタウン佐賀、モラージュ佐賀、イオンモール佐賀大和などぐらいでした。しかし、去年にSAGAアリーナが建てられて初めてバスケの試合を観戦した時は、照明演出が素晴らしく非日常空間で、自分の地元とは思えないほどの雰囲気を感じ新鮮で驚きました。また、試合の合間にお忙しい中にもかかわらず、佐賀バルナーズスタッフの方々がデフバスケットボール展示ブースまで足を運んでくださり、温かいご声援と募金をいただき、とても嬉しく思いました。話しやすいスタッフに触れ、今後も佐賀バルーナーズの試合を見に行きたい、応援したい気持ちが湧きました。
そして、佐賀バルーナーズの試合において、きこえない人もきこえる人と共に観戦を楽しめる環境を作り上げたく、日本デフバスケットボール協会と佐賀バルーナーズと共に企画していきながら盛り上げていきたいと思います。また、選手同士の交流もできたら嬉しく思います。
