デフアスリートと話そうイベントにてPRを行いました。

企画名称 デフアスリートと話そう-AI手話通訳ツール体験会-
企画趣旨 ・東京2025デフリンピックについて情報共有
・AI手話通訳ツール体験会
・デフバスケットボール、サインバスケットボールについての理解促進と普及啓発
・参加者の方々との交流会
主催者 順天堂大学 / 電気通信大学 / 東京都
開催期間 令和6年1月15日 19:00 – 20:30
会場 順天堂大学 本郷・お茶の水キャンパス
7号館(A棟)13階有山メモリアルホール
担当者 【デフバスケットボール女子日本代表】
池田 百花 選手
丸山 香織 選手
【サポート】
谷田 寛和(日本デフバスケットボール協会事務局長)
協力 一般財団法人全日本ろうあ連盟

企画経過報告・成果

【デフアスリートと話そう-AI手話通訳ツール体験会-】の第4回イベントでは、以下の活動をさせていただきましたので、報告いたします。

➊デフバスケットボール、東京2025デフリンピックへの目標に関する理解促進と普及啓発
➋参加者の方々との交流会(質疑応答)

❶デフバスケットボール、東京2025デフリンピックへの目標に関する理解促進と普及啓発

約50名のデフリンピックや手話に興味のある参加者の方々を前に、デフバスケットボールについての説明、女子日本代表として東京2025デフリンピックへの目標を手話で4分ほど簡潔にお話しさせていただきました。
デフバスケットボールについての説明では、
・ルールは聴者と同じである
・コミュニケーションの取り方はサインバスケットボールを使用している
・審判が笛を吹いた時は、フラッグやランプ点灯でろう者に分かるようにされている
の3つの点について説明し、東京2025デフリンピックへの目標では、金メダルを獲得することを目指して、着実に練習を重ねていきたいとアピールさせていただきました

❷参加者の方々との交流会(質疑応答)

10名ほどの参加者の方々と輪になって、15分のセッションの交流会を2回しました。交流会では、参加者の方々からのご質問に答えていく形式で行われ、たくさんのご質問をいただきました。いくつかご質問が多かったものをピックアップして報告いたします。

・デフチームと健聴チームでのコミュニケーションの取り方はどうしているのか?
デフチームでは、基本的に手話を用いてコミュニケーションを取っている。プレー中はサインバスケットボールを使用する。健聴チームでは、チームメイトに指文字や手話を覚えてもらったり、口話を用いてコミュニケーションを取ったりすることが多い。デフチームでも健聴チームでも、視野を広げてプレーすることを意識している。
・サインバスケットボールとはどういうものなのか?
バスケットボールに特化したサインを用いることで、様々な環境(音声の環境、手話の環境、日本語対応手話の環境)で育った人たちが、聴こえる聴こえない関係なく使うことが可能なコミュニケーション方法。
・世界大会で大変だったことは何か?
コミュニケーションの取り方、日本手話は海外の人には伝わらないので、ジェスチャーや国際手話を使わないと伝わらないことがあること。
・東京2025デフリンピックへの意気込み
初めて日本でデフリンピックが開催されるので、気合を入れて今までの経験や練習を活かして、金メダル獲得できるように頑張りたい。
他にも、練習頻度、応援方法、幼少期からスポーツをしていたのか、鬼ごっこの時はどうしているのかなどたくさんのご質問をいただきました。

イベント終了後は、たくさんの方に「頑張って!」「応援しています!」などご声援や手話で暖かい応援をいただきました。AI手話通訳ツールの体験もさせていただき、AIの進化を間近で感じることができ、とても興味深かったです。

イベントの感想や反省点・改善点

・説明内容が不足して時間が余っていたため、事前に内容候補を多く挙げておいて時間を有効活用できるようにする。
・資料の事前チェックが遅かったため、早めに資料の作成に取り組み、スタッフ間でチェックする。
・都庁職員様から名刺をいただいたが、当方は名刺を所持していなかったため、選手も名刺を持つ。
・女子日本代表のジャージなどの決まった服装を細かく揃える。

最後に

今回のイベントを通して、都庁職員様、イベントスタッフの方々の手厚いサポートのおかげで、多くの参加者の方々からの温かい応援の言葉に触れ、未熟ながらも無事イベントを終えることができました。そして、デフバスケットボールの啓発活動は挑戦的でありながら、同様にサインバスケットボールの更なる周知も必要であると感じました。これからもデフアスリートとしての誇りを胸に、夢に向かって突き進んでいきたいと思います。