2022年度デフバスケットボール日本代表選考基準に関して更新しました
2022年度デフバスケットボール日本代表選考基準(最新はVer.3)
今年度より、デフバスケットボール日本代表選考基準に関して、順次見直しをしています。
まめにチェックすることを推奨いたします。
詳細資料は下記に置いています。
https://jdba.jp/jdba/deafjapan/wp-content/uploads/2022/07/JDBAkyoukasensyusenkouV3.pdf
要約すると、日本代表選手になるためには、下記条件を満たす必要があります。
特に、赤字の部分は重要です。
・日本国籍を持っていること
・JDBA会員に加入していること
・裸耳状態で、聴力損失が55デシベルを超えている聴覚障がい者(身体障害者手帳所持者)
・JDBAが指定する講習会を全て受講すること(サインバスケ、倫理、アンチドーピング等)
・強化指定選手、正代表選手に選出された当該年度より全日本ろうあ連盟に会員登録すること
(デフリンピック派遣委員会より出される【日本選手団の編成にかかる指針】に準拠する)
・日本代表としての誇りと責任感を持ち、合宿やイベントに積極的に参加できること
・ 講習会でのディスカッションなどにて、積極的に意見を述べようとする姿勢を持つこと
講習会に関しては、現在準備中です。
詳細はまだですが、オンラインで進める予定です。
他に注意事項として、
・全国ろうあ者体育大会は選考の場であるが、参加必須ではない。下記のいずれかで選考を受けることはできる。
➡︎ 全国ろうあ者体育大会に参加できない場合は、日本代表選手選考合宿に参加して選考を受ける
➡︎ 日本代表選考合宿に参加できない場合は、全国ろうあ者体育大会に参加して選考を受ける
補足
上記の基準をろうあ連盟に確認したところ、デフリンピックやICSD公認大会に出場する場合はICSD会員である加盟国の会員である必要(つまり全日本ろうあ連盟)と規則に書いてあり、デフリンピックを目指し強化指定選手などになった時点から連盟会員であるというのが本来の形です。
一方、この状況を理解ができても、お金がかかることなので、結局いつ会員であればいいの?ってことになります。
ろうあ連盟としてもデフリンピックを辞めたら、連盟をやめるというような連鎖は避けたいので、やむなく前回大会出場者は継続会員(翌年からつぎのデフリンピックまで3年)、新規の場合は2年となります。
ただ、指針はデフリンピック派遣委員会で決まるので、会員年数も今後見直しはあるかもしれません。
以上です。