【重要】スポンサー応募に関する方針について
東京2025デフリンピックにおいて、女子日本代表は日本バスケットボール界史上初の金メダルを獲得し、男子日本代表は世界ランキング5位のアルゼンチンを破り歴史的勝利を収めました。
この成果は日本デフバスケットボール界の新たな可能性を開き、2026年U21世界選手権、2027年世界選手権、2028年アジア選手権、2029年デフリンピックに向けて、さらなる競技力向上と持続的発展を実現するための転換点となりました。
協会はこの機運を確実に未来へつなぐべく、以下の通りスポンサー体制を刷新し、協賛企業を募集いたします。
１．スポンサー募集・選定に関する基本方針
- ① 日本代表チーム（男女）のスポンサーは原則1社とする（専属制）
- 日本代表ブランドの一貫性を高め、支援企業の投資効果を最大化するため。
- ② スポンサー応募は、締切日までに各委員会へ提案書を提出する
- 募集案内は委員会（育成・強化・普及）が主体となって行います。
- ※日本代表は強化委員会に含まれます。
- ③ 応募締切日から1ヶ月以内に理事会が審査し、採択企業を決定する
- ④ 審査結果を各企業へ通知する
- ⑤ スポンサー企業との面会を実施する
- 出席者：窓口担当委員長、担当委員、理事
- ⑥ 契約および公表
- 契約書はスポンサー企業がドラフトを作成し、双方合意の上で締結します。
- 決定後、JDBAサイトおよび日本代表サイトにてスポンサーを公表いたします。
２．スポンサー専属制の意図
スポンサー専属制は、日本代表の価値向上のみならず、デフスポーツを通じた社会的意義の拡大を目的とした重要な戦略です。
（１）日本代表ブランド価値の最大化
統一デザインによる強いチームアイデンティティを形成し、「日本代表＝この企業」という明確な構図を確立することで、スポンサー企業の投資効果（ROI）を向上させます。
（２）競技力向上のための安定的支援体制の確立
高品質の物品提供や遠征費支援を継続的に実施することで、U21からトップ代表まで途切れない強化計画を実現します。
（３）競技文化の発展と社会への貢献の可視化
企業活動と連動してデフバスケットボールの認知向上を図り、SDGsやDE&Iと整合した社会貢献として位置づけます。
（４）共生社会づくりへの貢献
デフスポーツの理解を広げ、障害のあるなしに関わらず共に楽しむ文化を育成します。アスリートの活躍を通じて社会の固定観念を変え、新たな価値観を創出します。
（５）組織ガバナンスの強化と透明性向上
支援企業を明確化し、契約管理・資金管理を一元化します。理事会決定により透明性、公正性のある運営体制を構築します。
３．スポンサー区分と条件
各カテゴリの詳細は以下の通りです。
■ 日本代表チーム スポンサー（A・B・C社）
| スポンサー企業A社 (2026年 U21世界選手権) | 対象大会：2026年 U21世界選手権（ポーランド） 応募締切：2026年2月28日 契約期間：1年間 窓口：育成委員長および育成委員 【支援内容】
|
| スポンサー企業B社 (2027年 世界選手権) | 対象大会：2027年 世界選手権（開催地未定） 応募締切：2026年5月31日 契約期間：2年間 窓口：強化委員長および強化委員 【支援内容】
|
| スポンサー企業C社 (2028-29年 アジア・デフリンピック) | 対象大会：2028年 アジア選手権 ／ 2029年 デフリンピック（ギリシャ） 応募締切：2027年5月31日 契約期間：2年間 窓口：強化委員長および強化委員 【支援内容】
|
■ 国内大会・協会全体支援（D・E社・サプライヤー）
| スポンサー企業D社 (全日本選手権 冠スポンサー) | 契約期間：1年間 窓口：普及委員長および普及委員 【支援内容】
|
| スポンサー企業E社 (ミミリーグ 冠スポンサー) | 契約期間：1年間 窓口：普及委員長および普及委員 【支援内容】
|
| サプライヤー企業 (JDBA全般支援) | 契約期間：1年間 【支援内容】
|
４．スポンサー決定までの運用フロー
- 委員会：募集案内を発信
- 企業：提案書提出（締切日厳守）
- 理事会：応募企業を審査し、採択企業を決定（1ヶ月以内）
- 事務局：結果通知送付
- 委員長・担当委員・理事：企業と面会
- 企業・協会：企業が契約書ドラフト作成 → 協会確認、締結
- 広報：公式サイト等で公表
