夢追い『JDBAサマーキャンプ』の報告

デフアスリートを育て、夢を追う仲間・キッズの増やすキャンプの開催

~『2023年(令和5年)度 第2回JDBAサマーキャンプin福島県楢葉町』開催報告~
2023年8月19~20日に、福島県・楢葉町で、デフバスケットボールのサマーキャンプを開催、
100名を越える大盛況の裡に開催を無事に終了し、開催の報告をさせて頂きます。
お世話なりました!ありがとうございます。

普及企画名称2023年度第2回JDBA主催サマーキャンプ・デフバスケットボール普及企画
企画趣旨 (1)2025 年日本で開催するデフスポーツ国際祭典、デフリンピックへの運営・参加の協力を行うため、JDBA が掲げる理念のもとに、デフバスケットボール競技に関連する企画を運営することでデフスポーツの啓蒙を図る。
(2) デフバスケットボールの特性として、「視覚(目)をより活用」「聴覚活用が少ない代わり に、他感覚を代用」をすることに注目、聴者のバスケットボール競技大会と違ったコミュニケーションの多様性を参加者同士で理解し合い、企画を楽しむ。
(3) デフバスケットボールの普及をJDBA 会員、関係者一同がデフスポーツを主体的に行うことで、全国各地のデフバスケットボール選手および聴者を含む支援者が一堂に集い、デフバスケットボールの魅力・特徴を探求した企画で交流し楽しめるキャンプを考える。
主催者 特定非営利活動法人日本デフバスケットボール協会
協賛企業 ENEOS 株式会社
開催期間 令和5年(2023年)8月19日(土)、20日(日)
会場 ●体育館:ならはスカイアリーナ(福島県双葉郡楢葉町大字大谷字上ノ原16)
https://www.naraha-skyarena.jp/outline.html
●宿泊ホテル施設・兼企画場所:ハタゴイン福島広野
(福島県双葉郡広野町下浅見川広長44-51)
https://www.hatagoinn.com/hfh/
担当者 普及委員:竹本 涼夏 連絡先:summercamp@jdba.jp

企画結果の概要(成果その他)

福島県楢葉町で「第二回JDBAサマーキャンプ」が開催され、昨年度の倍以上となる約100名(見学者含む)の参加者が全国各地から集まった。開会式と同時に行われたオリエンテーションでは、ろう・難聴・聴者に分け隔てなく参加者同士でペアを組み、自己紹介を通してそれぞれが様々な方法で意思疎通を図った。参加者それぞれの聴力や意思疎通方法にバラつきがある中で、ペアの相手に伝わるように伝え方や身振り手振り、表情、視覚的言語等を駆使しながら試行錯誤で意思疎通を図る姿が見られた。また、ペア同士相手を理解したうえでグループに分かれ、「お友達を紹介しよう!」をテーマに、ペアの人物を他の参加者に紹介することにより参加者同士の新たなつながりやコミュニティの活性化を促す取り組みとなった。


体育館でのバスケ企画では、学年ごとや未経験者、経験者とグループに分かれ、現役の選手がそれぞれグループのコーチとして手話を使ってレクチャーを行った。聴覚活用にほとんど頼らず、視覚・空間感覚などの他感覚を最大限に活用した「デフバスケならではの」体験をしてもらいつつ、普通のバスケとの違いを知ってもらった。参加者は普段使わない感覚に戸惑いながらも、視覚・空間感覚の活用に徐々に慣れ、技術向上や周りと協力しながら楽しく活動に取り組む様子が見られた。


2日目の午後からは各グループでゲームを行い、企画で身につけたことをゲームで活かしつつ「デフバスケ」を楽しんでもらった。
1日目の夜は、宿泊場所のホテルまで移動し、夕食を済ませた後にお楽しみ会として参加者からスタッフを含め5グループに分かれて昔話(三匹の子豚、桃太郎、浦島太郎、ブレーメンの音楽隊、金の斧銀の斧)を元にアレンジ劇を行った。それぞれの役を決めて発表し、どのグループも面白おかしくアレンジしていて大変盛り上がった。グループ内だけでなく観衆からも楽しんでもらえるような内容にアレンジするためには、グループ内でのコミュニケーションが必要不可欠となる。手話の言語、手指対応日本語、音声日本語、身振り手振り、アイコンタクト、指差し等を使ってろう・難聴・聴者を交えた数人があらゆる手段で伝え合い、コミュニケーションの活性化が見られた。また、こうした活動のもとでろう聴障児/者、関係者は主体的な自己発現、他者とフェアな関係が構築できる。こうした背景を体感させる機会・企画として考えられるのが身体表現活動の劇発表であり、各出演者のDeaf性を引き出し、意思疎通を試み、観衆と一体感を醸し出すことができる。以上から自分達の体内にある言語、あらゆる手段を用いてみなさんと通じ合う経験を体感することが目的・理由であり、参加者には共感・共有ができた。閉会式では企画の趣旨の達成感を味わうことができ、参加者からも「来年も絶対参加したい!」と多くの手話を目にすることができました。

後援団体等

福島県、公益財団法人福島県障がい者スポーツ協会、一般社団法人福島県聴覚障害者協会、福島県手話サークル連絡協議会、福島県手話通訳問題研究会、福島県手話通訳士協会、福島民報社、福島民友新聞社、NHK福島放送局、福島テレビ、福島放送、福島テレビユー

第二回JDBAサマーキャンプ 参加者の感想

・二日間大変お世話になりました。とっても楽しかったです!沢山の方と交流できて幸せな時間でした!ありがとうございました!
・手話があふれるイベントで最高に幸せな時間でした。大満足!
・レンジャー対悪役の登場は盛り上がりました。内容が分かり易かった。
・スタッフの皆さんが優しく丁寧に教えてくださり、とても楽しく参加できました。肢体不自由児なので参加したくても無理と我慢させることが多いのですが、今回のイベントは壁を感じず楽しませてもらえ、娘も混ざれたことで自信に繋がったと思います。
・最後の理事長のお話が深かったです。子供はどこまで分かったかですが、親は納得です。
・お菓子の景品は嬉しかったです。
・参加費がこのぐらいだと、遠くても参加しやすい。
・体育館もホテルも快適で最高でした。
・郡山からのバス送迎は有り難いです。
・夜の手話劇、もの凄く楽しかった。
・とても楽しかった!
・バスケだけじゃなく、ゲームもあって、たくさん体を動かせた。
・お兄さんお姉さんが、優しく教えてくれた。
・レンジャーのメンバー+限られた方で企画立てて、あれだけのイベントが出来ることにビックリです。
・企画から指導まで、レンジャーメンバーが全て対応していて、大変じゃ無いのかな?と思うぐらい、凄かったです。楽しかったです。
・読み取り通訳さんがいてくれて、良かったです。
・手話劇では、子供チームの面白さに驚き!中高生チームもそうですが、若い人のアイデアって凄いと思った。 佐知さんをはじめ、企画してくれた実行委員の皆様に来年も期待しています。
・娘がかなりデフバスケの手話劇が印象深かったようでずっと絵本を読んでいます。
「お姉ちゃんはにわとりやってたよね〜!ロバはどうしてお化粧してたのかな〜?先生は神様やってたよね!」と楽しそうに振り返っています!来年の手話劇も楽しみです!

サマーキャンプ参加者から事務局へ報告があり、すごく楽しかったとろうの小学2年生が絵を描いていだきました!皆様にも紹介させていただきます。(※保護者の方より掲載することを了承しています。)
全ての方が来年も絶対参加したい!とおっしゃっています。