デフバスケ交流会とJDBA説明会&意見交換会を実施しました

2022年5月21日〜22日、奈良市総合福祉センター&奈良市北部会館にて、デフバスケ交流会とJDBA説明会&意見交換会が行われました。

今回は定員いっぱいの約40人が参加されました。この企画は、スクールコーチを招き1対1のスキルクリニックを行うこと、会員からデフバスケットボール協会に対して、また今後についても意見交換会を行うこと、そして何よりも全国に散らばっているデフバスケットボールプレイヤーや東京/埼玉を活動拠点とするデフバスケットボールクラブチーム「scratch」のメンバーにも参加して頂き、交流することを目的に開かれました。

1日目の午後KIKOコーチ(奈良の「SKILL ELEMENTS」の女性コーチ)のクリニックでは、手話通訳を介して行われました。大半の参加者が汗をかくほどのストレッチをこなした後、個人スキルクリニックを行いました。

その後、奈良市北部会館にてJDBA説明会&意見交換会を行いました。直接理事から今後のJDBA活動の報告を行うこと、そして参加者からJDBAや今後についての要望や意見を聞きたくこの場を設けましたが、時間が足りないほど沢山の意見や要望があり、その中には、小・中学生からも理事では気づかなかった大変貴重な意見を頂きました。ありがとうございます。この多数の貴重な意見や要望を理事会に持って帰って今後より良いJDBAにしたく思います。

二日目の午前、大阪のクラブチームのB-BALLY’d対元デフ女子日本代表や、元デフ男子日本代表を含む男子チーム対元デフ女子日本代表等の交流試合をしました。特に小学六年と中学三年の男子は、初めて同じ聴覚障害の男子と同じチームで試合することとなり、とても楽しかったと意見を頂きました。

二日目の午後、中嶋コーチ(大阪の「JORKER’s」の代表/コーチ)のクリニックでも手話通訳を介して行われました。1対1のスキルを中心に非常に細かい動きを色々教わりました。その後、参加者がそれぞれのチームに混じって交流試合をして大変盛り上がる中で締めました。

 

今回の企画を通じて、強化だけではなく初心者にも集まりやすい環境を作りバスケットを楽しむこと、外部からのコーチとのクリニックでは情報保障を保つため手話通訳者を用意し、デフ選手のスキル向上の為に準備すること、会員から理事への直接の意見や要望を設け、そして交流を通じてさらによりよいデフバスケットを目指します。

この企画はまた行う予定ですので、興味ある方は是非参加を宜しくお願いします。
次回の日時については改めてHPに掲載させていただきますので宜しくお願いします。

最後に、クリニックを開いてくれたコーチの皆さま、手話通訳の皆さま、ご協力をいただきありがとうございました。

※scratchのインスタURLです。宜しければご覧ください
https://www.instagram.com/scratch_tokyo