弊協会理事所有ノートパソコンの盗難に関するお詫びとご報告

この度、弊協会理事所有のノートパソコン盗難事故が世界選手権期間中に開催地であるポーランド・ルブリンの宿泊先ホテルで発生いたしました。

平素よりご愛顧いただいております弊協会の会員様及び関係者の皆様に多大なご心配、ご迷惑をおかけすることとなりましたことを心より深くお詫びいたします。

本件に関する経緯および対応について、以下の通りご報告を申し上げます。

なお、盗難されたノートパソコンは現在ポーランドの警察署に盗難届の手続きを進めており、まだ発見されておらず、現在も調査中です。進捗があり次第共有いたします。

1.盗難の経緯
令和元年7月6日 7:00(現地時間 以下同じ)
ポーランド・ルブリンの宿泊先ARCHEホテルの自室にて起床、少しの間ノートパソコンを触った後、ベッド脇の椅子の上に置いていました。

同日 8:00頃
自室に男子トレーナーが来られ、近くの体育館でイタリア男子チームと交流試合するためにドアノブに掃除お願いのサイン表をかけてホテルを出ました。
自室を出る時にノートパソコンが椅子の上にあったことは確認しています。その際に部屋からノートパソコンを持ち出していませんでした。

同日 13:30
交流試合が終わり、ホテルに戻って選手とスタッフは買い出しへ行きました。その時も部屋からノートパソコンを持ち出していませんでした。

同日 13:30-15:30
昼食のためレストランに向かいました。昼食を終えて部屋に戻った時には掃除員がいました。ノートパソコンは持ち出しませんでしたが、急いでいたためノートパソコンがあるか気に留めずリュックを取り部屋を出ました。

同日 15:30
送迎バスに乗り、試合会場へ向かいました。

同日 20:30
試合会場から送迎バスに乗り、ARCHEホテルに戻りました。荷物を受け取るために戻っただけで、その時に部屋には戻っていません。

同日 21:00
閉会式に参加するため再び送迎バスに乗り、ヴィクトリアホテルに向かいました。

同日 24:00前
大会写真データを渡したいと撮影担当に言われ、当該理事のノートパソコンに入れるため、撮影担当と一緒に車でARCHEホテルに向かい、ノートパソコンを取りに行こうとした時、部屋からノートパソコンが消えていました。

すぐにホテル受付に向かい、ノートパソコンが盗難にあった、防犯カメラで確認してほしいと伝えましたが、オーナーがいないと勝手に見れないとのことでした。地元の大会委員と大会役員に伝えて次の日に対応すると話してくれました。

男子トレーナーにノートパソコンが消えたことを報告したのち、協会にこのことを伝えました。

令和元年7月7日 3:00
日本帰国のためホテルを出発しました。

令和元年7月8日 9:45
関西空港に到着し、帰宅致しました。

令和元年7月11日 21:00
大会委員から連絡がありましたが情報不足のため、当該理事から直接ホテルと連絡をとって対応しました。

令和元年7月12日 7:00
大会委員から連絡がありました。防犯カメラで7月6日の12:29に部屋に誰か入って何か物を持って行ったことを確認できました。警察署に盗難発生を提出しました。警察署からメールで連絡が来るとのことでした。そのとき盗難されたノートパソコンのメーカーとシリアル番号を提出しました。

2.調査方法および状況
当該理事によると、当該ノートパソコンには、弊協会の会員情報や選手などの個人情報情報は、全てGoogleドライブ内で管理しており、データは当該ノートパソコンに保存していないように管理をしているとのことでした。

帰国後、自宅のデスクトップパソコンから遠隔操作で、Googleドライブへログインする情報をリセットしたため、当該ノートパソコンからGoogleドライブへアクセスしてもログインできないようにしております。

また、盗難発生から帰国の間、当該ノートパソコンからのgoogleドライブへのアクセスはないことは確認できています。

ただし、当該ノートパソコンのダウンロードフォルダには、最近の作業で一部の個人情報が残っている可能性があります。

3.閲覧された可能性のある情報の内容
当該ノートパソコン内には以下の情報が保存されている可能性があります。

世界選手権での宿泊費の振込票、世界選手権のスケジュール、DIBFに提出する委任状、2019年度の強化予算書などの電子データになります。また、当該ノートパソコンのデータフォルダであるダウンロードフォルダには、直近の作業にて一部の個人情報が残っており、個人情報漏洩の可能性があることが判明いたしました。

4.事故原因
重要情報が多く保存されております当該ノートパソコンの取扱いについて、セキュリティ意識が不十分であったことが原因であります。

5.再発防止策
このような事態を招きましたことを真摯に受け止め、セキュリティ教育およびセキュリティルールの周知徹底を強化してまいります。

6.今後の対応策
ご心配、ご迷惑をおかけした会員の皆様に対し、お詫びさせていただく所存でございます。

今後、再び同様の事故が発生しないよう協会をあげてセキュリティ意識向上に取り組み、引き続き皆様からの信頼回復に努めてまいります。

7.問い合わせ窓口(本件事故に関する連絡先)
事務局 jdba.office@gmail.com