大阪でキッズ向けのバスケクリニックを行いました

11月18日(土)に大阪でキッズ向けのバスケクリニックを開催したことを須田さんよりご報告いただきました。
須田将広さんは2003年メルボルンデフリンピック日本代表、地元大阪でミニバスのコーチをされています。

デフキッズバスケ交流会の開催は初めての試みであり、交流会の様子についてコメントいただきました。

 

デフ=聞こえないお友達と、一緒にバスケを楽しみました。

デフの参加希望は10人超えでしたが、いろいろな理由により3人になってしまいました。
聞こえる子どもたちもデフの体験をさせていただきました。

まず、自分の名前の指文字を、指文字表を見ながら覚えました。
そして、指文字鬼ごっこをしました。
男子コーチの大倉コーチ、佐ノ木コーチも参戦!
指文字わからなくても、指文字表を見ては、追いかけてました。

次に、数字の手話を教え、声なしで○分休憩!と言ったり、
集合!と言っても聞こえない子は気づかないので、
手招きしたり、近くまで走って呼んだりしてました。

フリースロー大会では、サドンデス形式で、27個の景品を。
とっても喜んでくれました。

最後は、声なしでゲームをしました。
聞こえない人は、自分の声が聞こえないから、上手に発音できない。
また、後ろから声かけられても聞こえない。どうしたら気づいてくれるか?手振り?見えるところに行く?などなど。
手を使うってことは、片手でドリブルが上手くならないと…ということになる。

端っこで練習してる子もいました。
審判の挨拶も身振り手振りでしてくれました。

最後には、お菓子の景品を3つ選んでもらってプレゼントしました。

子どもたち、デフの子どもたちに手振り身振りやハイタッチしたり、
デフの子どもも徐々に慣れ、交流が出来たと思います。
以前より、私にも大きな口を開けてゆっくり話したり、覚えたての指文字で通訳してくれたり。
子どもたち同士の交流の方がお互いにとって良い刺激を受けるんだなぁと感じました。

 

須田さんより、全国各地でクリニックを実施するにあたって参考になる資料を作成してくださいました。
イベントの企画を考えているチームは資料をお渡しいたしますので、
jdba.office@gmail.comまでご連絡ください。

ご連絡をお待ちしております!